胃カメラ

胃カメラの検査は苦しいという印象しかありません。全身麻酔で行うところもあるようですが、自分が胃カメラ検査を受けたときはマウスピースの横から胃液と唾液を吐きまくり、医師が楽しそうに看護師とお喋りしながらの検査だったので、腹が立つやら苦しいやら散々な目にあいました。もう二度と胃カメラは飲まない! なんて決意して、健康には注意しているつもりなのですが、上手な医師だと全然苦しくないそうですね。

胃カメラとは

普段私たちが胃カメラ検査と呼んでいるものは「上部消化器官内視鏡検査」というものです。胃カメラを口や鼻から入れて、食道・胃・十二指腸を先についている超小型カメラで内部をテレビモニターに映して診察するものです。胃カメラは硬いものではないのですが、喉の奥に触れると人間本来が持つ反射として無意識に吐き出そうとします。それが胃カメラの辛いところですね。胃カメラの直径は5mmほどでさほど太いものではないのですが、どうしても吐き気がするので苦しいものになってしまいます。

経鼻胃内視鏡検査

経鼻胃内視鏡検査とは、胃カメラを口から胃へ通すのではなく、鼻から胃カメラを通す方法です。胃カメラで一番辛いのが吐き気ですが、これは胃カメラが舌根に触れてしまうために条件反射で吐き気が起きて辛い検査になってしまいます。鼻からの挿入だと舌根に胃カメラが触れませんので苦痛を伴いません。もちろん鼻腔内に麻酔をしますので痛みもほとんど感じません。口から入れる胃カメラと違って、モニターを見ながら医師に質問することもできます。

胃カメラ検査料金

検査となると多額の料金がかかるとかまえてしまいますね。胃カメラ検査では、いくらくらい料金がかかるのでしょうか。各病院で料金は違いますが保険適用で約9000〜14000円ほどになります。検査で病変が見つかり、内視鏡で取り除いた場合などは2000円ほどが上乗せになります。

胃カメラの上手な医師

胃カメラは苦しい、痛いという人と全く苦しくないという人がいます。苦しくない検査などはやはり医師の腕や経験にもよります。胃カメラの上手な医師、上手な病院を口コミで探してから検査したほうが気持ちが楽ですね。また、全身麻酔で胃カメラ検査を行う病院もありますので、苦しいなどと思うこともなく眠っている間に検査が終わってしまいますので、そういう病院で検査するのもいいですね。

胃カメラ検査体験記

5年ほど前に胃カメラの検査を受けました。当時は胃カメラのチューブが今ほど細くなく、とても苦しかったのを覚えています。胃カメラをのむのではなく「胃カメラを無理やりのまされた」という感じでしょうか。検査前日は胃を空にしなければいけませんので20時以降の飲食は禁止です。検査当日の朝、空腹に耐えながら検査準備室へ通されます。そこで胃の中の泡を消すためのシロップを飲まされ、そのすぐあとに口を開いて上を向くように看護師に指示され、マヌケ顔で上を向きました。スプーン1杯の得体の知れない液体を喉の奥に流し込まれ、その液体を10分ほど喉の奥にとどめておくようにいわれました。どうやら喉を麻痺させる麻酔のようです。このときは飲み込んでしまいたい衝動と闘っていました。なにせ空腹だったので。そのあと胃の動きを抑えるという筋肉注射を打ちました。目がチカチカするかもしれませんと説明されている最中には、すでに瞳孔が開いてチカチカ目が回っていました。

まな板の上の鯉

いよいよ胃カメラ検査です。診察台の上に横向きに寝かされマウスピースをはめます。口の下にはタオルが敷かれました。医師が持つ胃カメラのチューブの太さにギョっとしましたが、すでに自分はまな板の上の鯉です。もう逃げられません。太いチューブを口に差し込まれ、ゴクリと飲み込むようにしてくださいといわれるのですが、吐き気に襲われどうにもこうにも飲みこめません。ようやく胃カメラが胃に到達したのがわかります。どうしてわかったかというと、医師が胃カメラを手元で操作して胃の中で方向を変えて内部を見ています。胃壁にカメラなのかチューブなのかわかりませんが「ぐにゅ〜」という感じであたるのでわかってしまうのです。その気持ち悪さといったら・・・胃液を吐きまくる自分に看護師が「吐かないで!」といいながら口元を拭きます。無理です。我慢なんてできません。それに人の胃の中を見ながら医師と看護師は談笑しています。おえおえしている自分の横で、モニターを見ながら飲み会の話しをしているのです。なんだか情けなくなりました。胃の中に関することは一言もありませんでした。オペのために、この消化器科の担当医師から離れて、外科に引き継がれるからなのかとさえ思えて泣きたくなってしまいました。胃カメラも少しずつ抜かれるのかと思っていたら一気にズルリと抜き取られました。もちろん痛かったです。そして一言「胃にはなんの異常もないから」でおしまいです。医師はあっという間にその場からいなくなってしまいました。胃カメラは苦しいというよりも、自分には苦い体験として記憶に残ってしまいました。今の胃カメラ技術はあの頃よりも進歩しているのでしょうが、自分は胃カメラよりも胃バリウムのほうがまだマシだとさえ思ってしまうのです。

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