しゃっくり

皆さんは止まらないしゃっくりに、困らされた経験がありませんか?しゃっくりは赤ちゃんや子供から大人に至るまで、不意に訪れる困った症状です。しゃっくりが出るメカニズムとは、どのようなものなのでしょう。そしてしゃっくりの効果的な止め方や、しゃっくりを止める薬はあるのでしょうか。

しゃっくりのメカニズム

しゃっくりは医学的には横隔膜けいれんと呼ばれる通り、横隔膜がけいれんすることで起こります。しゃっくりの流れを紹介すると、以下のようになります。【横隔膜がけいれんする→胸空内の圧力が低下する→空気が素早く吸い込まれ、同時に声門がキュっと閉じる→呼気の流れがおかしくなる→しゃっくりが出る】

しゃっくりの原因

しゃっくりは、横隔膜が携わる一連の呼吸運動の流れの中で、どこかにトラブルが生じると発生します。私たちが日常経験するしゃっくりは、特に気にする必要がありませんが、そうとも限らない場合もあるので、場合によっては注意が必要です。

しゃっくりの原因1・神経系統性しゃっくり

しゃっくりの原因として、神経系統に問題がある場合があります。このような場合にはしゃっくりが、何らかの体内トラブルのサインになっている場合が多いのが特徴です。特に中枢神経が刺激を受けてしゃっくりが起きる場合には、強い生活嗜好品の取りすぎや脳疾患の疑いが、横隔神経が刺激を受けてしゃっくりが出る場合には、肺炎の疑いがあります。

しゃっくりの原因2・横隔膜への直接刺激によるしゃっくり

横隔膜が直接刺激を受けたことで、しゃっくりが出ることもあります。例えば腹部に何らかの問題があったり、オペの後などにはしゃっくりが出やすくなります。また食べ過ぎたり、食べるスピードが速すぎたりすると、しゃっくりが出やすくなります。

しゃっくりの原因3・原因不明のしゃっくり

私たちが普段の生活の中で経験するしゃっくりの大半は、実は原因が良くわからないのです。何かしらの弾みなどで横隔膜がショックを受けると、しゃっくりが出るらしい事しかわかっていません。

しゃっくりの止め方

しゃっくりの原因の大半がよくわからない以上、しゃっくりの効果的な止め方というのはありません。ですからここでは、一般的にしゃっくりを止める方法として、有名なものを幾つか紹介します。これらのしゃっくりの止め方は、しゃっくりが偶発的に出た場合にのみ通用します。またしゃっくりが頻繁に出る場合やそれが長く続く場合には、何らかの重いトラブルを抱えている可能性もあるので、必ず医師に診断してもらうようにしましょう。

しゃっくりの止め方1・息を止める

しゃっくりの止め方として最もメジャーなのがこの、息を止める方法ではないでしょうか。このしゃっくりのとめ方は、医学的には息を止めることで横隔膜の周囲の筋肉が収縮し、それが横隔膜のけいれんを止める事につながると説明できるでしょう。

しゃっくりの止め方2・呼吸スピードを緩める

息を止めるしゃっくりのとめ方と並んで誰でも試してみるのが、ゆっくりと息を吸ってしゃっくりを止める方法ではないでしょうか。このしゃっくりの治し方も医学的に説明すれば、呼吸を整えることで横隔膜の動きを落ち着け、その運動バランスを持ち直すということになるでしょう。

しゃっくりの止め方3・水をガブ飲みする

しゃっくりを止める方法としては、水をガブ飲みする方法もあります。消化器官を通し、体の内側から横隔膜にショックを与える効果を期待したしゃっくりの止め方です。この際の注意点としては、グラスにして1杯程度の水でじゅうぶんだということです。

しゃっくりの止め方4・虚をつく

突然脈絡のない質問をされてびっくりすると、しゃっくりが止まることが確かにあります。なぜそうなるのかはわかりませんが、みなさんもこのようにしてしゃっくりを止めた経験があるのではないでしょうか。

しゃっくりの止め方5・煎じ薬をのむ

しゃっくりを止める方法として、柿のヘタを煎じた薬を飲むというものもあります。このしゃっくりの治し方は、日本では古くから伝えられている民間療法です。柿のヘタ10個程度に、水を少量(0.3リットル弱)加えて煎じます。この煎じ汁が半分くらいまで煮詰まったら、その煮汁を飲むというしゃっくりの治し方です。

しゃっくりと赤ちゃん

赤ちゃんは成人と比べて神経系統が成熟していないため、しゃっくりを出しやすいという特徴があります。赤ちゃんの場合、多くは「ミルクを飲んだらしゃっくりが出た」「離乳食を食べたらしゃっくりが出た」「オムツが濡れて寒くなったのでしゃっくりが出た」というケースがほとんどです。ですから赤ちゃんのような新生児がしゃっくりし出したら、まずはその原因をつきとめ、オムツが濡れていたら取り替えるなどの対処をすれば、全く問題はありません。同時に体をよく暖めて背中をさすってやれば、赤ちゃんのしゃっくりは止まるはずです。

しゃっくりと胎児

赤ちゃんは母親のおなかの中にいる胎児の段階から、しゃっくりをします。妊娠された経験のある方ならご存知でしょうが、胎児も数分に渡って一定のリズムでしゃっくりをしますよね。はじめて胎児のしゃっくりを経験する女性は少し驚くかもしれませんが、これは胎児にとっては肺呼吸の練習の1つなので、心配する必要はありません。

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